2023年の反省、2024年の抱負
こんにちは。遂に1年に反省・抱負の記事しか書けなくなってしまったjuginonです。
本当はiOSDCのあとがきとか書きたかったんですけど、後で書こうと思って気づいたら年末になってしまっていました。
年末に反省の記事を書くことは毎年やっているので、1年の思考の整理という意味でも今年の反省と来年の抱負を今回も書こうと思います。
今年もハイライトからそれぞれ詳細を書いていくスタイルでやっていこうと思います。今年のハイライトはこんな感じ。
2023年 仕事のハイライト
副業の大型アップデートを終わらせた
去年の抱負記事にて最後に言及していた、 佳境をむかえている副業の案件を無事に終わらせる。業務委託としての役目を果たす。
というものは、僕がインターンシップ時代から現在も業務委託で携わっているダイエットアプリ「ゆるっぷる」のv2.0(グループ機能)へのアップデートを完遂することでした。
このアプリはペアでダイエットをすることを目的としたアプリで、元々の設計として複数人で体重を共有することが考えられていませんでした。
そこから、ユーザーがグループを作成して招待を送り、3人以上で体重の共有ができるようにするアップデートを(設計から実装完了まで)1人で行いました。
開発をがっつり行っていたのは1月で、1月は副業の業務時間だけで90時間ほど行っていたのでかなりしんどい期間でした。
正直品質としてはかなり「動けばOK」の感じが強いものになってしまいましたが、なんとか最低限の機能をリリースまで持っていくことができました。
まだ若干引き継ぎなどが残っている部分はありますが、これで一旦自分は業務委託としての使命を果たし終えたので副業は落ち着いていくかなと思います。
とはいえ、業務委託先の社長さんとはすでに5年を超える付き合いがあるので、なにか協力できることがあればいつでも駆けつける所存です。iOSエンジニアとしてならだいぶ力になれる…と思う。
iOSDC Japan 2023にLTで登壇した(2年連続2回目)
2022年にiOSDCに20分枠で登壇したんですが、今年もほぼ同じようなテーマで登壇させていただく機会をいただきました。
去年は自分が作成したストップウォッチアプリについての登壇でしたが、今年は「陸上競技におけるタイム測定」という大枠のテーマは変えずに、iPhone ProシリーズについているLiDARセンサーを使った陸上競技における電気計測システムと似たものをアプリで実現させる、という発表をしました。
今年の発表については記事を書いていなかったので裏話をここでちょっぴり書きたいなと思います。
そもそもこの登壇のテーマを思いついたのは正直いうとかなりテキトーで、なんとかCfPは提出したいなぁ、まあ採択される気はそんなにしないけど一応出しておくか、くらいの気持ちでした。
CfPには
果たして実際の環境で使えるのか?本物の電気計時システムと比較すると精度はどのくらい変わるのか?
と記載していますが、CfPを出した段階では本当に「果たして実際の環境で使えるのか…?」と思うくらい何も検証しておらず、LiDARセンサーを起動させて手を横切らせたら動画のセッションを止めるようにやってみたら動いたので多分走ってもいけんじゃね?くらいでこのCfPを出していました(ヤバすぎる)
結果として実際の環境で使うことはできたし、タイムの精度としても割と発表に値するものが作れたので結果オーライなんですが、そもそも走って通り過ぎるだけでは動かない可能性もあったわけで、今思うとかなり危ういことをしていたなぁと思います(とはいえ採択されなければ開発はしなかったわけで、本当に結果オーライ)。
採択が決まった日から開発を始め、映えるLTにするために電通大陸上部や安価な赤外線計測器を作っているメーカーさんに協力をお願いしたりして、最終的にはとてもいい発表になりました。
去年は20分枠ということもあり正直人は0人に等しかったのですが、今年はイベント全体のトリから2番目ということでイベントに参加していたほぼ全ての人が僕の発表を見てくれました。
今年のLTはDroidKaigiで好評だった(らしい)ペンライトで視聴者から応援してもらう方式になっており、人生で初めてペンライトを振られる側に立ちました。
僕はbioの通り神アイドルを目指しているんですが、iOSDCでやっとペンライトを振られる側に立ちました。これからもアイドル業頑張ります。 pic.twitter.com/17xvQ5DHJc
— Jun Ogino (@juginon) 2023年9月3日
LTということでかなりネタに振り切った原稿にしていましたが、会社の同期や先輩からは「あの発表をあの場でできるの本当にすごい」とお褒めの言葉をいただきました(褒めてるよね?)。
会社の技術顧問として関わっているiOSのプロフェッショナルの方やAppleの社員の人からも「技術的にも面白くていい発表だった」と言ってもらい、それが本当に嬉しかったです。
発表はこちらです。自分の発表恥ずかしくて見られないのでどんな感じに映ってるかわからないですが、もし見た方がいたら感想くれると嬉しいです。
やっぱりこういう登壇系において、他の人と比べて絶対に優位に立てる分野があるというのはデカいなと思います。(ワンチャン来年も擦れば採択されるんじゃ・・・)
ZOZOTOWNのアイテムレビュー機能に携わった
個人的な仕事の一番のハイライトは、ZOZOTOWNのアイテムレビュー機能の実装に携わって実際にリリースされたことかなと思います。
このニュースを友人達にいうと、大体が「ZOZOってレビュー機能なかったんだ」という反応をされます。自分も入社時にレビュー機能がなんでないのかを聞くくらいECにおいて必須の機能だと思っていたので、逆に今までなかったことは驚きだと思います。
まあなんやかんやあって今年の11月にリリースされたわけですが、入社して2年目という一番成長できるタイミングでこういった大きなアップデートに携われたことは技術的にも、マネジメント的にも収穫の多いものになりました。
技術的な学びについては、おそらく来年の1月に会社のテックブログで公開されると思います。テックブログを書くというのは今年度の自分の中の大きな目標だったので、書けるくらいの実力がついてきたことがとても嬉しいです。
SNSでのレビュー機能に対する反応も気になるところでしたが、本当にほとんどの人がポジティブなことを書いてくれていて自己肯定感爆上がりしました。
toCのサービスやってて一番嬉しい瞬間ですね。
2023年 生活のハイライト
洋服に興味を持つようになった
個人的に一番自分の中で意外に感じているのが、洋服を気にするようになったことです。
今までは心の底から「服なんてユニクロでいいじゃん」って思ってたんですが、会社のやっている実店舗の「niaulab」で自分に似合うコーディネートを選んでもらってから、「自分に似合った(ちゃんとした)服を着たい」と思うようになりました。
写真の撮り方はもちろんありますけど、全然印象違いますよね。これかなり衝撃を受けて、こんな感じでもいけるんだ、っていうのでかなり選ぶ服の幅が広がったように思います。
会社の人たちは割とみんなオシャレな人ばっかりなので、参考にしながら自分ももっとオシャレになりたいな、と思ってます。
ソロキャンプに行くようになった
2022年の夏に友人とキャンプに行ってから、完全にキャンプの虜になってしまいました。
今年は、3月には秩父にある定峰清流キャンプ場に、7月には勝浦にあるRECAMP勝浦に、8月には富士山の麓にあるふもとっぱらキャンプ場(グルキャン)にいき、そして明日の大晦日には銚子の方にある日川浜オートキャンプ場で年越しキャンプにいく予定です。
キャンパーの宿命として、キャンプギアを小さく軽くしたがるというのがあるんですが漏れなく自分もその沼にハマりつつあります。
最近では大学生の頃に買った研究室に宿泊する用の化繊のシュラフからより軽くてあったかいダウンのシュラフを購入したところです。
ソロキャンプも来年はもっとたくさん行きたいな。
ステッカーアートに興味を持つようになった
これも割と自分の中ではよくわからない経緯で始まった趣味なんですが、街中に貼ってあるステッカーを作っているアーティストの活動を追いかけるようになりました。
ああいうのって多分違法なんですが、彼らは彼らなりの意思を持ってステッカーを貼っていて、そこにルールが(多分)あって、インスタのアカウントもあったりして違法…?なのに合法的…?な活動をしているちょっとアングラな感じがとても自分に刺さりました。
そういったアーティストの個展をよく開いているギャラリーがあるのですが、そこに頻繁に通った結果そこの職員(?)さんと謎に話すようになったり、インスタにリア友以外のコンテンツが入るようになってインスタを前よりも頻繁に開くようになったり、ちょっとだけ生活が変わったように思います。
人生初のハーフマラソン完走
自分は人生で1回はフルマラソンを完走したいという目標があるのですが、そのステップとしてハーフマラソンを走り切ることができました。
出たのは長野県にある諏訪湖の外周をぐるっと一周する諏訪湖マラソン。市民ランナーの中では速い部類に入る、2時間切りを達成できました。
諏訪湖マラソンで人生初のハーフマラソン走ってきました!
— Jun Ogino (@juginon) 2023年10月22日
目標にしていた2時間切り達成できたので大満足😊 申請タイムもっと速くすればグロスも2時間切れたなぁ
諏訪湖は平坦で沿道の応援もあったかいしいい大会でした!フルマラソン完走への道は遠そう。。 pic.twitter.com/sVvuMA9SyY
走った感想としては、フルマラソンを舐めすぎていました。今回は大体5'30~40/kmくらいで走っていたのですが、このペースで走るのはハーフが限界でした。
17kmを超えたあたりくらいから脚が上がらなくなってきて、さっきまで余裕で走ってた5'20くらいのペースが超頑張らないと維持できなくなって、ゴール直前はめちゃくちゃ息が切れてました。
この大会のためにNIKEのズームフライというカーボンシューズを買ったんですが、カーボンシューズの体にかかる負担も舐めていました。
練習の時点で10kmくらい走るとかなり脚の付け根が痛くなるくらい反発があり、本番も15kmくらいで正直限界レベルに脚の付け根が痛みました(途中から痛みを感じなくなったのでゴールできたけど)。
大会が終わって1ヶ月以上経った今も、若干後遺症が残ってます。先輩から「ハーフ出たの後悔してるでしょ?」と言われて頷くくらいには後悔してます。
陸上を始めて初の自己ベスト更新のない年だった
ハーフを走ったのを後悔している理由の一つに、今年はトラック種目がまったくうまくいかなかった年だったというのがあります。
今年は大きい大会にピークを合わせることがまったくできませんでした。
冬季練ではフルスクワットを初めてがっつりやるようになり、重量もかなり上がり春先では105kgを8×5くらいでできるようにはなってたと思います。
ただ走練がほとんどできてなかったというのもあり、5月の社会人陸上の中では一番大きい大会の東日本実業団で練習跳躍中に肉離れをしてそのままDNSになりました。
このあと肉離れは1ヶ月くらいで治りましたが、そのあとの練習でアキレス腱を痛めて二番目に大きい大会の神奈川県戦でDQ。
夏の大会でなんとか195cmを跳ぶも、最後に出た混成の記録会では100m12秒台を叩き出しました。
社会人初の十種競技(の1日目)
— Jun Ogino (@juginon) 2023年11月11日
100m: 12.31(+0.3)
走幅跳: 6m31(-0.7)
砲丸投: 8m64
走高跳: 1m80
400m: 53.82
本当に悔しい結果で終わった。1日目は得意種目ばっかりなのに一つも目立てなかった。陸上競技は趣味にしては敗北の苦痛が大きすぎる
今日でシーズンオフなので成長します。 pic.twitter.com/xWdQpBR54U
仕事が忙しくて練習できない日もだんだん多くなってしまって、自分の中でも気が緩んでいたところがめちゃくちゃありました。
でも試合でボロボロで悔しいって思えるくらいにはまだ陸上に対するやる気があることがわかったので、今年も冬季練を頑張ってます。
今年はすでに去年のMAXだったフルスクワット130kgを超える135kgに成功してるので、成長してることにはしてそう。
クラブチームの人を巻き込んで一緒に練習して、なんとかモチベーションを保っていきたいです。
もうすでに6000字も書いてしまった。
上で書いた他にも、
など。。2023年も振り返れば本当にいろいろあったけど、人間として成長できた1年だったかなと思います。
そういう意味では、去年掲げた今年のテーマ「成長」はちゃんと達成できたんじゃないかな。
2024年やりたいこと
来年のテーマは、「交流」にしたいと思います。
今年は社会人2年目ということで、新しく始めたこともある程度はできるようになってきたように感じます。
やることに余裕が出てくると自ずと自分の周囲の視界も開けてきて、何をするにも人との繋がりってほんとに大事だなと思うようになりました。
2024年は、自分の活動をよりいろんな人に知ってもらえるように頑張る1年にしたいと思います。そのためにいろんなアウトプットができるといいなと思っています。
自分の中であっためているやりたいことが、2024年に実現できるといいな。来年この記事を見返すときにそれがなんだったのか答え合わせができるように頑張りたいと思います。
総括
2018年に「将来いいエンジニアになるためにアウトプットをするぞ」と決めて解説したこのブログも既に5年が経ち、「いいエンジニア」の道を着々と歩めているように今のところは感じてます。
2024年は、陸上でも仕事でも趣味でも、いろんな人と関わって今年到達できなかったレベルのことをやっていきたい。
もちろん、今まで大切にしてきたすべてをこぼさないですべてをより成長させていきますよ。