お久しぶりです、じゅぎのんです。
前回の記事では大変お見苦しいところをお見せしてしまいました。その後同期たちは全員修了審査に合格し、無事卒業していきました。
デスクの掃除も、研究ポスターも、ホームページの更新も、論文のファイリングもせずに。
そんな人たちと離れることができる節目の日が、遂にやってきました。
学部卒業の時も4年間の振り返りをしていたので、今回も軽く2年間を振り返って社会人になる意気込みを改めて宣言しておこうかなと思います。
2020年 大学院1年生
2019年の2月頃から急速に拡大したコロナウイルスの影響がおそらく一番強かったのが2020年の春でした。
コロナウイルスで変わった環境の変化は、個人的にはメリットの方が多かった気がします。
まず一つ目は授業やゼミ。緊急事態宣言の中始まった大学院の授業やゼミはすべてオンラインで行われるようになり、個人的には大学院の授業にそこまで価値を感じていなかったためどちらかというと嬉しい気持ちがありました。
授業は案の定別に対面でやる必要のないものばかり、ゼミもM1ということでそこまでの進捗は求められませんでした。
二つ目にアルバイト。大学院からは学部の頃から続けているインターンシップに加えて、大学の附属図書館でのカウンター業務をするアルバイトも始める予定でした。
もちろんそんなものも対面でやるわけにはいかないのでオンラインでの業務になり、朝勤務開始時間ちょうどに起きて勤務開始のメールを送り、そのまま二度寝して終了時間になったら再び起きて勤務終了のメールを送る、最高のアルバイトでした。(この記事が図書館の人にバレたらヤバいです)
授業も顔出ししているわけではなかったので、授業の時間とインターンの業務の時間を被せて授業中に仕事したりもしていました。使う機会もないし、お金に関してはかなり余裕ができました。
三つ目に就活。就活もオンラインになったおかげで会社にわざわざ足を運んだりしなくてよくなり、とてもスムーズに進められました。
自分のキャリアとしてもターニングポイントとなった夏のインターンシップも、オンライン開催だったおかげで授業と少しだけ被っていたけど参加することができたり、「オンラインでよかったなぁ」と思う出来事はとてもいっぱいありました。
デメリットがあったとすれば、やはり部活。出場しようと思っていた大会が軒並み中止になり、正直目標を失った状態で活動をしていました。
もちろん部活自体も停止になっていたので、ここで大きくモチベーションが下がってしまった部員もたくさんいました。
個人的には、大学での生活はもう5年目だったのである程度生活リズムも自分で調整できるし、練習に関しても自分でそれなりに考えられるくらいには知識もあったので一人で練習することは比較的楽しくできたかな、と思っています。
おもりを使った筋トレがまったくできない状態だったので、このタイミングで家で使えるダンベルを買いました。案の定今は丁重にしまわれています。
2020年の活動トピックとしてはこんな感じでした。
- 競技プログラミングを数ヶ月やった
- ポートフォリオサイトを作った
- 研究室のホームページを刷新した
- 初めて学会発表をした
- 夏のインターンシップでVOYAGE GROUP社のTreasureに参加した
- 走幅跳で6m91cmのPB
自分の許容量以上のことは無理をしてやらないで、でもできることは全部やる、そんな1年間にしたいなと思います。
大学院に入学するときの記事でこんなことを言っていましたが、まあできることは全部やってたんじゃないかな。
2021年 大学院2年生
2021年でのトピックは、やはり就活と研究の二つでしょう。
就活は2020年の秋頃から内定に向けた面談が始まり、12月には二社から内定をもらいました。
そこから2ヶ月ほどどちらを選ぶかで悩み続け、結局iOSエンジニアになる道を選択しました。
就活はそもそも受けた企業が少なくて、落とされた回数もそこまで多くなかったためか面白かったなという感想です。
純粋にいろんな企業の人の本音が聴けるのは興味深かったし、本質的に自分が将来どうなりたいのかとか、なにをやりたいのかを真剣に考える機会になったのでとても有意義な時間が過ごせました。
無事に気楽な状態で春休みを過ごし、4月からは本格的に研究活動が始まりました。
夏の学会発表に申し込んで逃げ道をなくし、自分を追い込むことでなんとか研究を進めていきました。
同期はなにもしていなかったですが、それはもうどうでもいいです。ちゃんと研究を自分で進めることができた、それはいずれ大きな価値になると思っています。
6月頃からは研究活動と同時並行で内定者アルバイトも始めました。入社前にチームの中でコードが読めたり、仕事の進め方を学んだり、本当にやって良かったと思います。正直配属後の不安は皆無です。
Swiftも少しは力がついた気がしています。アルバイトの一番最後に着手したObjective-CのコードをSwift化する案件も、若干放り出した感はあるもののPRが出せたのでとてもよかったです。
学会発表の終わった夏休みからは、部活の引退に向けて練習を重ねていました。
それと並行して合宿免許にも行きました。ずっとお金がないから免許はもう一生取れないんだ、と思っていましたが、思い切って行ってよかったです。お金が貯まったのもコロナウイルスのおかげでもあるし、タイミングとしてはベストだったなと思いました。
二週間の一人暮らし体験は、「バストイレ別・独立洗面台は必須」ということを理解するのにはあまりにも長い時間でした。6月の一人暮らし開始に向けてそろそろ動いていきます。
部活の引退試合は、小さな記録会になってしまいました。本当は27大学対校戦でみんなに応援される中走り切りたかったけど、仕方ないです。
とにかく結果を出せてとても安心しました。僕は親切な人に恵まれたな、と感じる陸上の一年でもありました。
2022年 株式会社ZOZO 1年目
そして明日、株式会社ZOZOに新卒で入社します。
ここまで大きく環境が変わるのは6年ぶりなので、正直戸惑いは若干あります。
まあでも1年目なんて、どの環境でも失敗することは当たり前とされるはずなので、恐れないで挑戦していくスタンスで行こうと思います。
実はiOSエンジニア以外にも、別のやりたいことが始動していたりもするので、今年は引越しだったり仕事だったり趣味だったり、いろんなことが一気に変わる一年になりそうです。
とにかく健康第一、太陽をたくさん浴びてぐっすり寝てえいえいかしこまで元気に毎日生きていこうと思います!やるぞ〜〜