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研究室同期への怒り 修士版

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同期へ

こんにちは。修士論文を無事に書き終えたじゅぎのんです。

今年は論文の締め切りが比較的早くて、1/28に修論締め切り、2/4に発表をしたら大学での研究活動は終了になります(学会発表はまだ控えていますが)。

予稿の提出などもありますが、とりあえず修論が提出できたということで卒業はほぼ確定することができました。同期もね。

今回の記事はそんな研究室の同期についてなんですが、まあ2年前の同じ時期に同じようなタイトルの記事を書いていることはこれを読んでいるみなさんはご存知かと思います。

ogijunchang.hatenablog.com

今日はこれの修士版ということで、この記事に対するアンサーアーティクルみたいなものです。

正直この3年間、同じ研究室で一緒に過ごしてきて皮肉なことに彼らの人間性はある程度理解することができました。

2年前は

怒り(というかここまでくると呆れ)

と書いていましたが、もう正直あまり怒りという感情はありません。呆れというのもなんか違う、もやもやした感情が常に同期に対してはあるという感じでしょうか。

そんなもやもやをこの記事で吐き出すことで、今後の人生における反面教師として彼らには役に立ってもらおうと思います。あまりこういうことに時間を使うこと自体も良くないとは思いますが、どうしても止められそうもないし、意外にもこの記事を期待してくれている人が多いので書いておこうかと思います。

研究室同期が不快だと思う最大の要因

僕がここまで研究室の同期(女子と男子1名)に対して「不快だ」と思う最大の理由は、以下の3つです。

  • 欠席が他の研究員よりも明らかに多いこと
  • 研究の進捗が著しく悪く、それに対して自分で解決しようとしないこと
  • 上記2つのような状況であるにも関わらず、自分と一緒に卒業をしようとしていること

一番重要なのは、「自分と一緒に卒業をしようとしていること」です。

正直、もし彼らが他の研究室にいて同様のことをしていたとしても僕にとってはどうでもいいし、研究以外の要素で嫌いな部分はないので普通に友達としてやっていけると思います。

なので、もしこの記事を見て「自分も同じようなことをしている」と感じたとしても、僕はあなたのことを個人的に嫌いはしないので安心してください。僕は「研究室を一緒に卒業しようとしているゴミみたいな同期」に対して怒っているだけなので。そこだけは先に言っておきます。

その前提を理解した上で、一つ一つ説明していきますね。みなさんがもし僕と同じ立場だとしたらどう思うか、是非教えてください。

欠席が他の研究員よりも明らかに多い

「欠席なんてみんなするじゃないか、その程度のことで怒るのはひどいんじゃないか」と思う人もいるかもしれません。なので、事実ベースで話していきます。

まずは、僕の研究室のM2には、主に4つのゼミがあります。

  1. M2ゼミ…M2の学生+先生が集まり、毎週、修論の進捗について報告を行う
  2. 論文ゼミ…学生全員+先生が集まり、2週に1回、調べた論文をビブリオ形式で紹介する
  3. 進捗ゼミ…学生全員+先生が集まり、2週に1回、自身の研究の進捗を報告する
  4. テキストゼミ or アルゴゼミ…学生はどちらかのゼミに毎週参加する。学生のみが集まり、テキストゼミの場合は技術書などを読み、アルゴゼミの場合はアルゴリズムの問題を解く

ここで、4月からの自分を含めた同期のゼミの欠席を自分のわかる範囲でまとめました。

同期男子1(大学院から配属された留学生)

6/5(在留更新)
6/2, 6/22, 10/14(止むを得ない理由)
7/14, 12/13(具体性のない用事)
5/11, 10/19, 11/9(体調不良)
4/8(就活)
6/15, 7/20, 8/3, 8/24, 8/31, 11/2, 11/16, 11/30(無断欠席)

合計18回

同期男子2

6/18(提出物作成)
8/17, 8/24, 8/31, 10/1, 10/28(用事)
11/2, 11/9, 11/16, 11/30, 12/21(無断欠席)

合計11回

同期女子

5/12, 6/4, 7/9, 8/13, 10/12, 11/25, 1/5(体調不良)
4/1, 5/18, 6/30, 7/12, 7/21, 8/20, 11/4, 12/7(具体性のない用事)
1/10(実験)
6/8, 7/6, 7/20, 8/3, 8/10, 8/24, 11/2, 11/16, 11/30, 1/11, 1/18, 1/25(無断欠席)

合計28回

自分

7/26, 8/2(実験)
5/31(内定先の用事)
8/12(部活の遠征)
12/17(提出物)
10/7,8,12,14,15,19,21(合宿免許)

合計12回

この日付は、Slackで「休み」「欠席」と検索して上記4つのゼミで休んでいた回+M2ゼミで資料の上がっていない回の日付です。

自分は4個目のゼミの中でもテキストゼミに参加していましたが、僕以外の同期は全員アルゴゼミに参加していたため、アルゴゼミで無断欠席をした回数はわかりません。

ちなみに、アルゴゼミへの無断欠席に対しては後輩がこのように注意しています。

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後輩からのお叱り

これに対して2名の同期が「これからは参加できなくても問題を解くようにします」と返信しているため、同期が無断欠席していることは少なくとも数回に渡りあることが伺えます。

この欠席回数はきちんと数えたわけではないので参考程度になりますが、同期女子の欠席回数が多いのは明らかでしょう。28回って。

たしかに自分も合宿免許を秋にいれることでわざと研究活動から逃げたという面はありますが、ゼミで担当になっていた分はきちんと埋め合わせしましたし、同期が誰も夏の学会に参加しない中自分だけが学会に参加しました。

あ、言い忘れていましたが、自分以外の同期は全員学会に出ていません。僕はM1とM2の夏に2回発表しています。これは自分の意志もありますが、先生から「学会に出ることを目標にやろう」と言われたからでもあります。

つまり同期は「教授に言われたのに学会で発表していない」ということです。

では、今度は研究の中身についてみてみましょう。「欠席回数が多くとも、欠席した分研究していれば問題はない」と思う方は多いと思います。

研究の進捗が著しく悪く、それに対して自分で解決しようとしない

(珍しく)欠席をしなかったゼミでは、どんな進捗が報告されていたのでしょうか?M2ゼミの同期女子の進捗資料を見てみます。

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同期女子の進捗資料

「本当は下の方にもいろいろ書いてあったんじゃないか」という印象操作が疑われないよう、pdfの全面をお見せしたため空白が空いてしまいましたね。見辛くて申し訳ありません。

この進捗資料は、中間発表が終わった9/21から、1ヶ月半が経った11/9に提出された進捗報告資料です。

ちなみに、「2週間後にフィードバック内容(研究を進める)まとめます」と宣言したあと、次に進捗報告に現れたのは12/14でした。2週間とは?切り替えましたとは?

自分が頑張って、前日に夜更かししてまで作った進捗報告資料の横にこれが貼られ、ゼミの中で「研究やりたくないけど卒業はしたい」と教授に対して言葉で発する同期に対して、あなただったらどう思いますか?

僕は正直もう耐えられません。

上記2つのような状況であるにも関わらず、自分と一緒に卒業をしようとしている

僕と、同期が、卒業審査合格として一緒の評価を受けることがどうしても嫌だ。修論もこんな思いはしたくないな・・・

これは卒論のときに書いたブログの最後に書いてあった僕の心の叫びです。

2年前の僕、修論も同じ思いをしています。本当に申し訳ない。

2年前にこの記事を書いたあと、卒論の締め切り当日になって同期は卒論をやっと書き始めました。第一稿(といえるのかわからないもの)を提出したのが締め切り当日の夕方6時、その状況を見て僕は研究室から帰宅しました。

それから2年、彼らは全く同じことを繰り返しました。

同期女子は締め切り当日の朝第1稿を提出し、同期男子は結局締め切りが終わった後も完成版を共有していません。

僕はどうせこんな状況になるんだろう、と考えて締め切りの2週間前に第1稿を提出し、結局第4稿まで直しました。

僕はこれだけ修正したのに、同期は修正しないで出して許されるの? まだあと1時間半も時間があるのに、力尽きたとかいうよくわからない理由で提出して終わらせていいの? あんなによくわからない理由で欠席して研究しないでおいて、後輩やドクターの先輩に添削させていいの?

これまで「どうせ研究室を卒業したら二度と関わらない人に対してイライラしたところで、なんの生産性もない」と割り切って考えようとしてきましたが、そろそろそれも無理そうです。

まとめ

卒論の時は自分の研究の進捗もあまり良くなかったため人のことは言えない、と言うふうに考えていましたが、修士になってからはかなり計画的に研究を進めました。

夏には学会に参加し、目標としていたシステムも完成させることができ、驚くほどの成果が出たわけではないですが、自信をもって研究をしたと言える成果は出せたんじゃないかなと思います。

でも、だからこそ、それに伴って研究をしない同期に対しての負の感情は増していきました。

これから研究室に配属される後輩には、これだけは言いたい。

研究室の先輩と教授は選べるけど、同期と後輩は選べない

大学で唯一失敗したのは、研究室選びだったと思います。

安易に「この研究室ならなんでもやらせてくれそうだ」と決めましたが、「なんでもやれる」ということは「なんでも興味がある」人も集まれば「特に特定の研究に興味があるわけでもない」人も集まる可能性があるということです。

研究室は、大学+大学院6年間のうちの半分の時間を使います。研究室選びはしっかり考えてやりましょう。

ただ、そんな中でもしっかり研究をやっている先輩や後輩はいて、彼らと一緒に研究ができ、愚痴も言うことができたのはとてもありがたかったです。彼らがいたおかげで、なんとか心が病まないで済んだと思います。本当にありがとう。

これからは、この嫌だった経験も糧にして、同じ志を持った仲間と一緒に、最高の環境で働けることを祈って頑張ります。

仕事頑張るぞ!!!!

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